SEOができるかどうかは根本的な話をすれば時間との闘いになるのかなと思います。でも考えなしに全て時間のせいにするのはバカな話です。
そもそもSEOは自分が市場に参入する前にいたライバルを抜き去る必要があるのですが、
- ライバルがサイトを閉鎖するのを待つ
- ライバルよりも価値を提供する
- ライバルよりも評価される構造にする
どんなキーワードでも100位->30位になるのと20位->10位になるのとでは状況が異なり、上位にいけばいくほど順位を上げる難易度も上がってきます。上位の難易度が高い理由はライバルもちゃんとSEOをしているからです。
そのため、下位のときのSEOのようにいつまでも「何か他に簡単な方法があるんじゃないか」と探るような考え方をしていても勝てません。もっと本質的な部分を直さないといけないのです。
やり切ることが大切
時間もかからず、根性もいらず、継続する必要もないような楽なものであれば嬉しいですよね。
しかし、そんなに甘い話ではありません。また、時間の経過につれて上がり続けるものでもありません。
検索エンジンは人が調べたいことを瞬時に調べてくれるものです。
検索結果として上位にいることがふさわしいページと評価されないといけないわけです。
勉強せずにそのままの知識でぼーっとすごしていて通知表の成績は良くなりますか?なりませんよね。
そのため、やり残したことがあればやらないといけませんし、自分にとっては難しいと思うような技術的なことも挑戦して改善する必要が出てくるでしょう。
ライバルにとっては難しくなく、それをやっている可能性も十分あるためです。
ずっと20位ぐらいでうろうろしている場合はこのように問題を見ないふりをしているケースが多いように思います。
2割のやってみようと思われている方のために先日見つけた良記事をご紹介します。モチベーションが上がると思います。
諦めずにコツコツ改善すれば徐々に順位は上がります。
それでもライバルとのドメインエイジの差が大きい場合は勝てない可能性もあります。
そんなわけで検索エンジンがあなたのドメインのドメインパワーをつけてくれるまで耐えないといけません。こうしたときは時間との勝負かなと思うのですが、あなたはやるべきことをやるだけです。
しかし個人的には10位以内に入ればそれほど1位にこだわる必要もないと思います。
サイトの収益性を考えるとSEOとLPOのバランスの方が大事だからです。もちろん1位でLPOもばっちりが一番良いことは言うまでもありません。
SEOに固執してタイトルがいまいちだったら検索結果からクリックされず、訪問されない可能性もあります。
訪問されなければ当然売上も上がらないですよね。中身がスカスカなら訪問者が増えた状態でも売れません。
細部もこだわれるようになること
複数のことを調整していくものなので、細かいところまで気にかける必要があります。
経験が浅いときほど細かい修正を無意味に感じがちですが、実際やってみると細かい修正が効果的なケースがあります。私自身これをしてなかったから上位に食い込めなかったのかと思ったことは何度もあります。
思うように上手くいかない時、足りないのは頭でもセンスでもなく、失敗の数かもしれない。
— ENJI (@ENJILOG) 2015, 9月 20
個人の感覚ほどあてにならないものはありません。自分でSEOできるようになりたいなら「修正理由と、何を変更した結果どうなったか」ということを頭で覚えるのも良いですが、記録をつけると良いです。データ化するということです。
何もやらずに日数だけ経ってもそれは経験とは言えません。失敗しても戻せば良いだけの話なので、バックアップを取っておいてどんどん調整すると良いでしょう。
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